家庭でできるシロアリ対策

シロアリ辞典

3章 シロアリ施工について

駆除知識:シロアリ防除薬剤の歴史

しろあり防除に使われる薬剤の歴史は長く、様々な薬剤が開発され、そして安全性が確認できないものは使用されなくなっています。
そして多くの研究の末、安全性が高く、シロアリに対する忌避性がなく、少量で殺蟻能力の極めて高い薬剤を多く開発されています。

年代
江戸中期 和漢三才図会によると、桐油・けし炭が使用されていた。
明治時代 クレオソート・テルミトール・コールタールの利用
大正時代 鯨油・ホロマリン・テルミトール、シーゲル(海獣油・魚油・酸化鉛・軽油・ベンゾール)
クレオソリュウム(クレオト油に2~3種類の薬剤を混ぜたもの)
ひ素剤(禁止されていた)
昭和22年 γ-BHC・デルドリン・クロルデンなど有機塩素系薬剤が紹介される。
昭和20年代 亜ひ酸(西日本しろあり対策協会)が施工法の薬剤に指定
昭和30年代 DDT・γ-BHC・デルドリン・クロルデン・クロルナフタリン等が防蟻剤として使われ始めた。
昭和36年 全日本しろあり対策協議会薬剤の認定を開始
予防剤13種・駆除剤10種・土壌処理剤9種
昭和44年 DDT・γ-BHC生産停止
昭和55年 白対協、PCP・ひ素化合物・ドリン剤など18物質を自主規制
昭和56年 デルドリン使用禁止
ホキシム製剤(有機リン剤)が使われ始める(白対協認定取得)
昭和61年 クロルデン使用禁止
昭和60年代 有機リン剤が中止となる。
(ホキシム・クロルピリホス・ピリダフェンチオン・フェニトロチオン・テトラクロルビンホシ・プロペタンホス)
平成2年 ピレスロイド系が市場に出る。
(トラメスリン・BDCP・シラフルオフェン・エトフェンプロックス・ペルメトリン)
平成4年 有機リン剤・ピレスロイド系薬剤上市(イミダクロプリド他)
平成8年 ベイト工法が紹介される。
平成10年 天然植物薬剤上市(ヒバ油・月桃・木酢など)
武田ファーストガード薬剤の紹介(カプリン酸・ヒバ中性油・ウコン)