家庭でできるシロアリ対策

シロアリ辞典

5章 シロアリQ&A

シロアリとコロニー発達

シロアリ知識b

 有翅虫から出発したコロニーでは、第1回産卵からふ化した幼虫は、王と女王によって育てられます。王と女王に木を食べる能力があるような種のしろありでは、口移しで幼虫に食物を与えて育てたりもしますが、種類により王と女王に食物を食べる能力がない場合もあり、そういったシロアリでは、体内に貯蔵してある栄養物で幼虫を育てているそうです。

 第1回の卵から育った幼虫は、若い齢で兵蟻や職蟻になるため小型。職蟻が活動を始めると、口移しに食物や唾液を王や女王に与え、幼虫を育て、巣を造るようになります。その頃には生殖虫は産卵に専念できることになり、コロニーは急速に大きくなっていきます。
 女王の腹内で卵巣が発達してくると、腹部はだんだん肥大し、第1年目のコロニーは王と女王が中心となり、ごく少数の職蟻と1・2頭の兵蟻からなりっているそうです、このころは木材の状態や生活場所の影響を受けやすく、これが悪化した場合には女王の産卵数は減少し、また産んだ卵を食べてしまうことがあります。
 このようにコロニーの大きさは、コロニーが造られた初期の条件で大きく左右されるので、コロニーを作られない状態=予防処理をしておくことが重要となります。